Learning Resources 学習リソース

幼稚園から小学校中学年ぐらいまで

『おひさま はじめのいっぽ』

幼稚園から小学校低学年ぐらいのお子様向け、初めて触れる日本語のテキストとして適していると思います。カラーの写真やイラストが豊富で、それらを使っていろんな活動をしながら楽しく日本語に親しむことができます。

小学校中学年ぐらいから

『ほら、ここにいるよ このちきゅうでくらすためのメモ』 (絵本)

オリヴァー・ジェファーズ作 tupera tupera訳 ほるぷ出版

基本的な語彙を学んだ後は、こんな絵本を見ながらテーマ学習をするのも楽しそう。宇宙から始まって、地球のこと、人間や動物のこと、1日の生活や時間の使い方、問題解決のアドバイスまで見開きいっぱいに描かれた絵とともにいろんな言語活動ができそうです。絵本として読むだけでも十分に楽しめる絵本ですが、日本語レッスンのテキストとして使ってもおもしろいなと思います。

『きみとぼくがつくるもの いっしょに みらいを いきていくための けいかく』(絵本)

オリヴァー・ジェファーズ作 tupera tupera訳 ほるぷ出版

『ほら、ここにいるよ』と同じ作者の絵本。こちらは、この地球で生きていくために必要なものを自分たちの手で作っていこうというストーリー。必要なものの一つひとつに温かいメッセージが込められていて、大人も子どももこういう生活っていいなと思えるのではないかと思います。こちらも日本語レッスンのテキストとして、いろんなことを話しながら楽しく読むことができそうです。

『THIS IS HOW WE DO IT』(洋書絵本)

Matt Lamothe作 Chronicle Books

英語で書かれた絵本ですが、日本語レッスンでも使えると思います。幼稚園から小学校低学年ぐらいまでは遊びながらトピックベースで語彙を増やして、次のステップでは身近なことをテーマに考えたり話したりする活動に進むのが発達段階的に適しているように感じます。こちらの絵本は後者の、次のステップに適している絵本です。小学校中学年ぐらいからいかがですか?

『THIS IS HOW I DO IT』(洋書絵本)

Matt Lamothe作 Chronicle Books

『THIS IS HOW WE DO IT』に続く第二弾です。世界各国の子どもたちの暮らしが描かれており、異文化をを理解しながら自分たちの生活も振り返るというアクティビティブックです。こちらも英語で書かれていますが、直接絵本に書き込めるようになっているので、母語と学習中の日本語で書き込んでいくのもいいのではと思います。

『こどもにほんご宝島』

自分のこと、友達のこと、学校や自分の住んでいる町のことなど子どもにとって身近なテーマの楽しい活動がたくさんあります。白黒なのがちょっと残念なのですが、書き込みやすい用紙が使われているので色鉛筆やペンなどで自分の好きなように書き込んでいくのも楽しそうです。「子どものことばを育むためには、ことばの形だけを教えればいいわけではありません」というメッセージに共感しました。

→こちらは現在版元品切れ中のようです。(2023.9.11現在)

小学校高学年以上