お子さんがひらがなに関心を持ち始めたら、レゴで文字を作ってみてはいかがでしょう?今日はレゴブロックで「あいうえお」を作ってみました。
ブロックは基本的に4ポッチのみ。レゴ用16×16の小さい基礎板を使用しました。
デュプロでも大きい基礎板を使えば可能だと思います。巨大な文字も楽しそうですね。

最初から難易度が高いです。3画目のカーブに苦しみました。自分で「あ」を書いてみたり、見本の文字を何度も見ながら作りました。難しそうな場合はスキップして次の「い」からどうぞ!
書き順のスタートは緑の葉っぱ、最後は透明の青です。

「あ」が難しそうな場合は「い」から作ってもらうのも手です。いきなり「あ」でつまずいてやる気がなくなるのも残念なので。スキップした場合は「い→う→え→お→あ」の順番で最後に一緒に作ってみてもいいかもしれません。
「い」は2本のタテ線を書くだけです。カーブの表現が難しい場合は長い棒と短い棒が作れていればOKだと思います。
書き順はスタートが葉っぱ、終わりが透明の黄色い丸ブロックです。

見出しの通りです。「い」ができたら「う」もできると思います。「い」でカーブが難しかった場合は「う」で挑戦してみてもいいし、タテ線とヨコ線だけで作ってもいいですね。カーブに挑戦する場合はその方法を教える前に「ここってまっすぐかな?」などと問いかけてみてください。曲がっていることに気づいて自分で表現方法を考えるのもレゴの楽しさの一部分です。
書き順のスタートは透明ピンクの花。終わりは透明の丸い黄色です。

「う」にチョロンとブロックを付ければいいかなと最初は思いましたが、いざやってみると大変でした。細部まで再現しようとすると結構難しいです。お子さんの力量に応じて「チョロン」と付けて終わるか細部まで再現するか、方向性を考えておいた方がいいと思います。画像の「え」はあまりきれいじゃありませんが、ここまで作るのにもかなり悩みました。ブロックをずらす位置や上がるのか並行なのかなどなどポイントがたくさんあります。レゴ好きでこだわるお子さんは徹底的に挑戦するとおもしろい字だと思います。
書き順始まりはピンクの花、終わりは透明青の4ポッチ。

「お」は想像がつく方もいらっしゃると思いますが、「あ」や「え」ほどの難しさはありません。少しカーブがあるので、カーブが苦手な場合は手伝ってあげるといいかと思います。バランスの取りやすい字ですね。
書き順始まりは緑の葉っぱ、終わりの点は草ブロックにしてみました。
やり始めたら大人でも結構楽しいです。4ポッチのみで作ったので調整が難しいところもありましたが、お手持ちのレゴブロックを全部使って自由に表現したら楽しい作品ができると思います。
実際にやってみて感じたレゴブロックで文字を作るメリットを挙げておきます。
- 見本の文字を何度も見たくなる
- 文字の細かいところが気になる
- どうしたらきれいな文字になるか何度も考える
逆に言うと、上記の3つに関心がない場合は楽しくないかもしれません。レゴで作るのは書くより難しいので、無理強いしない方がいいです。もしお子さんが楽しそうに取り組んだ結果、できあがった字が読みづらかったとしても、わかるところ(いいところ)を見つけてほめてあげましょう。大人が作品を勝手に直したりせず、直す場合は一緒にやるといいですね。親子それぞれ作って作品を見せ合うのも楽しそうです。
1文字ずつ写真をとって記録を残しておくと、全部できたときの達成感もひとしおだと思います。